絶望の街と朝の光

世界が僕を見捨てるから

また一人に戻ってしまう

僕が何をしたと言うんだい

答えで潰される夜が明ける

世界が僕を見捨てるから

あなたの背中が遠くなる

僕は何も言えやしないよ

あなたが決めたということなら

きっともう

何も失わないよって

あの時は

思っていられたんだけど

歩け

僕はこの街を

一人で歩いていかなきゃならない

歩け

明日はすぐそこに待ってる

いつもの

苦しい光で

世界が僕を見捨てるから

一回り大きな寂しさは

誰かの目に映すことすら

怖くなって誤魔化してしまう

世界が僕を見捨てるから

あなたが手を差し伸べて笑う

あの日々さえ 今は昔で

ぬくもりは消えないままだから

「きっともう何も忘れないよ」って

あの時の言葉が

少し苦しいんだ

歩け

僕はこの街を

一人で歩いていかなきゃならない

歩け

明日はすぐそこに待ってる

いつもの

苦しい光で

きっともうこれ以上はないよって

聞かせたら 今日はもう

歩いてみよう

歩け

涙流したって

こんな日々は変わらないから

歩け

過去にこの足が

取られて、溺れてしまう前に

歩け

僕はこの街を

一人で歩いていかなきゃならない

歩け

明日はすぐそこに待ってる

いつもの

苦しい光で