発明家

思い通りに進む人生だったら「笑い話」「挫折」なんて避けてしまうよね

 差し伸べてくれる手　背中押してくれる手　前も後ろも助けならきっと、、、きっと、、、ある

 汚れないように歩ける道を探してんのに喜んで泥の中探し回ってた

 ピカピカに光る靴より泥にまみれた靴はどんな地位や名誉よりも輝いてた

 肩書きを輝かせたってくすんだ本物にさえ敵わない

 手の中に最初っからあるモンだけ見て妥協して磨くより

 手の中にまだないモン掴むための時間で自分を磨きたい

 どっちが前かわかるとか関係ないから　歩くたびに大きくなれるなら

 いつまでも続く幸せを噛みしめて慣れて味がわかんなくなる前に

 “向かい風”“時代の洗礼”と“無限の逆境”を味がなくなるまで噛みしめていたいだけ

 正直者がバカをみる時代だと嘆き不満だけを積み重ねてた

 自慢話して嫌われるくらいなら人にはないコンプレックスで笑わせたい

 臆病で自信がなくたって自分らしさに上も下もない

 今日よりも明日は苦しまないようにと余裕をもって生きるより

 今日にさえ来れなかった人の分まで胸を張って生きたい

 いつかいつかこの傷が誰かの心の同じ傷を癒せるように

 もうそろそろいいかげん現実見ろと

 諦め方はいつ誰が発明したんだい？

 「今日よりも明日をよくして神様！」と一途に片思いするより

 手の中に降り立つ幸せ口あけて一途に待ち続けるより

 どこを見ても今向いてる方が前だとそれだけ決めて歩んでゆきたい