雨と蒼

溶けて消えてくような夢の続きを見ていた

眩しすぎるあなたがあまりにもきれいで

寄せて返すような雨の音だけが聞こえる

自分だけが切り取られた世界の中

思い出すのはあなたの横顔

平熱の頬を染めたあの日

大切なものはここにあるからと

背を向けた昨日の足跡

どうか幸せでいてね どうか幸せでいてね

どうか幸せでいてね どうか幸せでいてね

泣きそうなくらいに鳴り止まない雨の日に

あなたの隣に居た ”青い” 現実に

声にならないくらい心がちぎれるくらい

なんてことのない日常がひび割れた

オレンジ色の夕焼けの中で

夢見た未来は泡のまま

さよならさえ許されない今日の

足跡をたどるここで終わり

どうか壊れないように どうか壊れないように

どうか壊れないように どうか壊れないように

どうか幸せでいてね

どうか幸せでいてね

どうか幸せでいてね

どうか幸せでいてね

思い出すのはあなたの横顔

平熱の頬を染めたあの日

大切なものはどこにも無かったね

ぜんぶ夢の中がいいな

どうか笑っててほしい どうか笑っててほしい

どうか笑っててほしい どうか笑っててほしい

どうか幸せでいてね どうか幸せでいてね

どうか幸せでいてね

どうせ しあわせの ままなんだ