Credits
PERFORMING ARTISTS
Bangetsu Tei
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Fuyu
Lyrics
Kawashima Kenji
Composer
Lyrics
春の都で見せしをとこだての姿に
花見鳥、眼開きて大路に声の響く
纏ふ具足は夜半に溶くる濡羽色して
太刀を抜きて真弓引けば乱世に百花開く
覇者に挑むを一世の夢と定めて
命煌めく舞台で伊達の戦ひをば見せやう
燃ゆる野末踏み分け蒼鷹の如く
武勇求むる姿で杜に青嵐を轟かせ
曇りのなき心の月で照らして
時雨は過ぎし朱夏の衣の裾を濡らして
馬上で抱きし宿意に憂ひの影を落とす
千代に流るる憂き世は、どうどうたらりたらりら
辛苦の峠越えたる竜は青天に昇りゆき
春の廻り来たりて根雪綻ばせ
希世之雄は此処ぞと旗を掲げつつ立ち走る
世々を眺むる鬼神も笑まひたる程の——
命煌めく舞台で伊達の戦ひをば見せやう
萌芽光る故郷の景を胸に秘め
武勇求むる姿で杜に青嵐を轟かせ
曇りのなき心の月で照らして
Written by: 川島憲治, 芙雪