Credits

PERFORMING ARTISTS
ハヌマーン
ハヌマーン
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Ryouichi Yamada
Ryouichi Yamada
Composer

Lyrics

人間の街で人間が笑う 人間の主張を人間が喋る
彼は稚拙な皮肉を吐いて肺呼吸をした
言葉は平行線 嗚呼、俺はもうビタミンを摂って眠ってしまいたい
彼の気配に怯えながら肺呼吸をした
比喩で濁っていく水槽の中、群れを成して泳いでいるセルフィッシュ
螺旋状の疑念は影の様に振り切れず続いている
昭和歌謡をパンク調で歌う十代のバンドを彼と観ていた
演奏が終わると無言のまま肺呼吸をした
俺は几帳面に整頓された理屈の中、泳いでいるセルフィッシュ
轟音武装して彼と只、目を瞑って歩いている
彼(この物語において俺が彼と呼んでいる人物)の名前は“俺の不安”さ
過去と虚栄と薄情だけで俺が作ったハリボテの宮殿 彼はそこで俺を見張っている
彼はいつも背後にいるよ 肺呼吸をする背後にいるよ
理由で濁っていく水槽の中、愛を乞うて泳いでいるセルフィッシュ
螺旋状の疑念は影の様に振り切れず続いている
名前は知らないが、水泡をいつまでも撒き散らすあの装置に似ている
俺の存在、死にたくなる程アレに酷似している…
Written by: 山田 亮一
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