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表現者気取りで狂言 さながら

入選にあぶれたニューフェイスが

過激な言葉で悲劇を綴って

噛み付かれ慣れた世間を嘆いている

ワンダー

教室の隅で口笛吹いて

あいつの声をごまかした

退屈な習慣を指でなぞって

居場所なんて見つけられないや

ずっとストーリーは続いているんだ

その火を絶やさないでくれ

君が君を裏切った日も

燃え続けていた

孤独に翼を 険しさに花を

震えたその手で

凝り固まった正しさを壊して

ワンダー

譲り慣れたコントローラー

むしろ善人なんて自然に

取り戻せるチャンスはないかって

夜になって頭を掻いて

さぁお手を拝借 皆ご一緒に

簡単な主義主張に染まりきって

その手は離さないでくれ

委ね切ればその風景も

過去に変わってしまう

誰にも渡せないあなたを思い出して

瞬きと同時に

君が投げ捨てたもの取り返せ

ワンダー

バイバイ

離れてく誰かのせいにして

バイバイ

「何も要らない」なんて嘘

その火を絶やさないでくれ

君が君を裏切った日も

燃え続けていた

孤独に翼を 険しさに花を

震えたその手で

立ちはだかった壁なんて壊して

ワンダー