Promenade

キミはまだ本当の恋を知らないんだねって

簡単に言うじゃない

ならば本当の恋ってやつを見つける旅に出よ

うじゃないか

潮風がベタつく季節になってきたなぁ

夏色の坂道をくだって階段を登って

大通りに出て

思い出したの 大好きだったあの人の部屋に流

れてた

あの曲はきっと僕へのプレゼントだったんだ

なぁ

誰といても淋しかったし

適当に笑う恋がちょうど良かったんだ

どこに行こうかな

曖昧に汗をかいたまま僕は

今も君の隣にいる

愛想笑いも痛いふりも全部

通用しない君が好き

だけど恋とはちょっと違う

初恋は叶わないなんて昔から言うけど

叶えてみたい

次に好きになる人を初恋と呼んで2人歩くんだ

赤い絨毯の上、お花のカラフルなシャワー

汗が垂れてきた 喉が渇いたなあ

好きなジュース売ってる自販機は

なかなか見つからない

愛嬌ある方が得だって言ったのは

どこの誰ですか？出てきなさい

そんなのあったって本当の気持ちが

行方くらましたら意味ないじゃん

いつも何処かでちょっと淋しかった

曖昧に近くて遠い君にずっと

嘘をついてる気がしてる

他の人とは全然違うんだ

掴めない光みたいな

曖昧に汗をかいたまま僕は

実は君に依存してる？

君が誰かのものになるのは嫌

でも僕だけの君じゃ少し

物足りない気もするんだ

本当の恋って 蜃気楼みたい