Credits
PERFORMING ARTISTS
Chihiro Ichihara
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Chihiro Ichihara
Composer
Lyrics
ぶつかることも出来ないまま
離れた二つの影
繋がってたのはきっと
私たちのてのひらだけだった
戻りたいなんて言わないから
ただ、会いたい。
淡いそよ風が木々を揺らした
その中に懐かしい香りがした
もう随分前に忘れたはずだった
私の右手を包む大きなてのひら
あなたはいつだって
泣きながら怒る私に
少し困った顔をして
「ごめんな」って言ったよね
大人になんてなれないまま
季節だけ流れてく
やり直せるならきっと
何度だって思ってみたけど
消えないあなたが増えてく
もう、遅いよ。
あなたの隣こそしあわせだった
サプライズも記念日もいらなかった
当たり前になってた右手の温もりを
今さら恋しく感じる私はバカだね
思い浮かんだのは
無理して笑うあなたで
心からの笑顔なんて
いつから見てなかった?
失ってから気づいたって
もう手も届かなくて
零れないようにそっと
抱きしめるべきだったはずなのに
あの日のあなたの背中が
遠くに見えるの
ぶつかることも出来ないまま
離れた二つの影
繋がってたのはきっと
私たちの手のひらだけだった
戻りたいなんて言えないけど
ただ、会いたい。
あなたに、会いたい。
Written by: 一原ちひろ

