Zanzou

君の残像が

消えないまま残ってる

もういないのに

夢の中では

｢好きだよ｣って

｢あの時はごめんね｣って

言ってくれたの

でも目を覚ませば

君はいない

いっそのこと

夢の中で

君と幸せに

暮らしたいよ

残像追って

空気を抱きしめる

そこには

何もなかったみたい

泡みたいに

静かに消えた君

せめて最後に抱きしめて

ほしかった

君がいないと

寂しくて眠れないの

泣くばかり

君が言ってた

『愛してる』は

とても優しくて

忘れられないよ

電車の中でふと

君の香水の香りがした

いないってわかりながら

必死に探した

匂いは消えないままだった

君と過ごした

大切な日々を

胸に刻むから

時が経っても

ずっと忘れないでね

幸せな時間を

くれた君へ

思い出を灯す夜

バッグにぶら下がった

お揃いのストラップが

ゆらゆらゆらゆら揺れて

君への気持ちもゆらゆら

揺れる

ずっと大切な人

残像おって

空気を抱きしめる

そこには何もなかったみたい

残像おって

空気を抱きしめる

そこには何もなかったみたい

泡みたいに

静かに消えた君

せめて最後に抱きしめてほしかった