Diamondring

暗い部屋で一人きり

窓からかすかな星を眺める

その時に優しく髪を撫でる

冷たい風が吹いた

ただその中にいることに満足していただけ

いつの間にか大切なことも放ったらかしたまま

ふわふわの足で空に手を伸ばしてた

ただこの世界が僕には眩しすぎて

その中にある自分という点を見過ごしてきた

自分のこともできてないくせに　言葉ばかりが達者で

宙に浮いたように何もわかってなかった　昨日の僕にさよなら

自分ばかりが辛いだとか

上手くいかなけりゃ人のせいだとか

言い訳ばかり上達して

自分を見つめることは下手なままで

星も消えかけた新しい朝

一筋の流れ星を見た

昨日までの疲れ果てた自分は捨てて生まれ変わるんだ

しっかり地に足つけ

空に手を伸ばすんだ

今昇りくる太陽になりたいと強く思った

この世界を照らす明るい星になりたいと　そう思った

一歩一歩着実に　たまには振り返りながら

自分勝手でやりたい放題の　昨日の僕にさよなら

朝日に照らされている

美しく光る真っ赤な雲

どこまでも光をたたえる

小さな星でもいい

この命が果てるまで　輝き続けたい

ただこの世界が僕には眩しすぎて

その中にある自分という点を見過ごしてきた

自分のこともできてないくせに

言葉ばかりが達者で

宙に浮いたように何もわかってなかった

だから今から自分という点を探しに行こう

生まれ変わったこの日の太陽を目に灼きつけよう

明日はきっと何も変わらない

でも積み重ねていくことで

その先のもっと先で　僕は光り輝く星となる