Ichigo Maita

讃岐高松　芸どころ

どの町通っても　ツンチ　ツンツ　ツン

ねんごげに踊って　おいでまいよ

本通り踊って　おいでまあせ

一合蒔いた　籾の種　その枡あり高は

一石一斗　一升　一合と一勺

サーヨーホイ　ヨーホイ　ヨイコラセ

玉藻のお城に　瀬戸の風

丸亀城には　団扇風

浜は坂出　潮風よ

私ゃあなたに　恋の風

屋島時雨て　八栗は晴れて

壇ノ浦では　チョイト　うすぐもり

サーヨーホイ　ヨーホイ　ヨイコラセ

金毘羅船船　追手に帆かけて

回れば四国は讃州　那珂の郡

象頭山　金毘羅大権現

象頭のお山の　お札かかげりゃ

逆巻く怒涛も　いつしかしずまり

舳先にはためく　大漁旗

シュラシュシュ　シュラシュシュ　シュラシュシュシュ

いちどまわれば

大瀬戸のどかに　霞がたなびきゃ

金毘羅参りの　船脚ゃ軽くて

波間にただよう　榊だる

日本一社の　大神さまだよ

心を清めて　石段　八町

登れば　桜の　花吹雪

これがMIKAGEの　一合蒔いた

これがMIKAGEの　九合蒔いた

九合蒔いた　籾の種　その枡あり高は

九石九斗　九升　九合と九勺

サーヨーホイ　ヨーホイ　ヨイコラセ