Yudachi Chan

隣街に住む夕ちゃんは

クラスじゃちょっと変わってた

無邪気にノートを写させて

人気者でした

いじめられっ子のA子ちゃんを

お洒落な傘に誘ったら

大好きなバッグが濡れて上の空…

トゥララ…

想えばぽっとしちゃいそうな

君がひゅるりらりら

風に消えたようなこの頃よ

夢に見るの

怯えていたの

嗚呼、阿呆みたいなJokeで狂っちゃうな

雨…ケセラセラセラ

たまにせつないわ

君が好きだよ夕立ちゃん

夕立ちゃん…

ある日、越して行った夕ちゃんの

席が窓辺に変わってた

今、登下校のチャイムに

愛が憑依しそうな

慣れた君の声だ

手と手がフワってなっちゃった

日からひゅるりらりら

夜ふけの朝まで惚れ惚れよ

見とれちゃうの

忘れちゃ嫌だよ

また夢からスンと戻っちゃうな

雨…ケセラセラセラ

面影よぎるわ

誰と遊ぼか夕立ちゃん

夕立ちゃん？

何処かにとんと飛んでった

命カラガラガラ

花の散るまにまに

呆気ないの

懲り懲りなの

君のせいだよ…

午後から豪雨なあの日でした

いやいや…わりとせつないわ

誰が呼んだか夕立ちゃん

今宵、涙色の憂鬱さ

夕立ちゃん…

逢いに行かなくちゃ