Darekano Inori

あの子、傘を持ったろうか

どこかでフラれなきゃいいけれど。

休む暇を無駄だと言う

心を置いてきた 痛みに氣がついて

ああどうかどうかいつも幸せである様に

ああどうかどうか祈る一人で生きないで

それだけ

姿が見えなくても温める

きっと祈りは届くだろう

冷たい頬に思い出す

朝には涙が止まらない日もある

ああ誰か誰か一緒に抱きしめ合う様に

ああ深く深く眠れる夜がいつもある様に

離れて暮らす命に暖かい愛が降り注ぎます様に

ほんとの氣持ちを打ち明けられる人が近くに居ます様に

聴いて、笑っていて欲しい

わたしの大切なあなたへ。