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PERFORMING ARTISTS
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Lead Vocals
COMPOSITION & LYRICS
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Composer
PRODUCTION & ENGINEERING
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Recording Engineer

Lyrics

朝焼けの声が頬を滑る新しい涙に乱反射して、
くさむらを駆け抜ける。
見逃さぬ様に瞬きを堪えたの。
ぼくたちは地球の美味しい部分だけを都合よくたべつくしては、
うみだした偶像に軽々しく命を差し出したのだろう。
それでも太陽が会いにきてくれるから。
あしたが無くなるその日までは
全てのものは生きていると感じられるの。
この世にはないはずの御霊を弔って。
金色の蝶々をつかまえて、彼らから鱗粉を奪った児童期の夏。
遥かで遠くで鳴る銃器のおと。
光を失ってしまった夜。
焼け落ちてしまった稲穂は、誰かのからだの栄養分になるはずだった。
まる焦げに萎れたひまわりは、幸せな家庭の花瓶を彩るはずだったのに。
工業地帯から排される黒い煙のゆく先は、宇宙と私たちを隔てる膜を突き破る。
僕らがみているその膜の先には、うんと大きな星々が輝いているんだ。
木々が枯れ果て、さだめがぼくらを襲おうと、黎明はぼくらを呼ぶ。
そう、最期のその瞬間に、黎明は僕らを忘れる。
銀色の枡形星。
名峰アルプスの雪解け。
鏡をなす水田の鮮やかさ。
まいにちが白昼のなかのように、光に包み込まれる東京。
時計はチクタクと飽きずに今日もまわって、朝の訪れはぼくたちを呪う。
全てのものは生きていると感じられるの。
そのかねが鳴り響いた瞬間は。
黎明のそのさきへ、ぼくは一度いけなくなるけれど。
黎明のそのさきへ、きみはぼくを置いてでも進んで。
進んでほしいなぁ。
Written by: たけ
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