Circulation

雪が溶ける頃 生命が芽吹き

目を閉じた刹那 白銀は太陽に

雪が溶ける頃 緑が返り咲き

まるで夢から覚めた お伽噺のよう

移る景色 変わらない自分 有限の世界に生まれ落ち

悩み 足掻き 苦しみながらも

そしてまた季節が 花吹雪を連れて

湿った地面から 小さな綿毛が

飛び去って芽吹いてく 生命の箱庭が

メリーゴーランドみたい 終わらない歯車

花が顔出して 今年もゆるやかに

慣れてきた寒さ 蕾はアネモネに

花が顔出して 街は賑やかに

あちらこちらのくしゃみ 春の風物詩

次の世界から 少しのギフト

新たな夜明けが刻まれた

進み 前へ 戸惑いながらも

それは四季のバトン 特別なこの場所で

綿毛もいつかは 次の世代へ

いつだってめぐってく 僕らの未来へ

生命のある限り 歯車は回っていく

Ah 雪融けに 誘われて 桜舞い

Ah 日差しに 誘われて 桜散り

そしてまた季節が 花吹雪を連れて

湿った地面から 小さな綿毛が

飛び去って芽吹いてく 生命の箱庭が

メリーゴーランドみたい 終わらない歯車

それは四季のバトン 特別なこの場所で

綿毛もいつかは 次の世代へ