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PERFORMING ARTISTS
OSTER project
Performer
COMPOSITION & LYRICS
OSTER project
Composer
Lyrics
[Verse 1]
とある夏の夜の夢に酷く胸を灼かれては
心掻き乱されるパラノヰア
獣 故の性分か甘い蜜に従順な
この身焦がし今宵も
下弦の月を睨む
[Verse 2]
二つの世を分け隔つ物
この手で切り刻む為に
水鏡に写る姿さえも変えて見せよう
[Verse 3]
通り雨で終わるなら
泣いて泣いてそれでも泣いて
大きな湖(うみ)になったなら
貴方は溺れてくれますか
[Verse 4]
侘びしき秋の夕暮れも
舞い散る雪へと移ろう
馳せる想いの丈も降り積もる
一目いま一目よ
と急く心を宥めては
玉響の逢瀬へと足早に闇を駆ける
[Verse 5]
梅の華 簪(かんざし)にして
打った芝居の数よりも
暇乞いの侘びしさに幾度も枕濡らす
[Verse 6]
通り雨で終わるとも
愛し愛しそれでも愛し
千里の山も越えたなら
私を愛してくれますか
[Verse 7]
宿命に抗いながら
恋唄紡ぐ春の夜に
愛しき人 微笑むその先に女の影
[Verse 8]
通り雨に過ぎずとも
愛し愛し愛し疲れて
化かし合いに勝てぬなら
いっそ二人で
三途の舟場を越えて
共に餓鬼の籍に入ろうか
髑髏(されこうべ)さえも愛しい
[Verse 9]
此が私の嫁入り
[Verse 10]
血潮の湯浴み済んだら
程なく参ります
Written by: OSTER project