歌词
[Verse 1]
産声を奏で仰ぐその掌
何を求めるか 何も求めぬのか
[Verse 2]
誰とも解らぬ影を追い
彩の中で迷い子
「焦がれ」を騙し騙し続け
黒く焦げ付いた空白
[Verse 3]
夕凪の中揺れる心を見透かす様に
指先に触れたこの一片が今背を押した
[Verse 4]
舞い上がるその様に今何を見る
命の軌跡 その随に慥かに響いた声
嗚呼 込み上げ出ずる叫びの様に
鼓動はまだ脈を打つ
枯れる事なかれ
[Verse 5]
雨の音に紛れ込んだ騒めく心の音
耳を澄ませば独り歩き 置行堀
[Verse 6]
夢現で繋ぎ止めた一片の言の葉
[Verse 7]
咲き誇るその様は今何を問う
傷を舐め合えば楽になれど
巡り巡る「情ノ華」
嗚呼 命燃やす度に痛めど
鼓動はまだ脈を打つ
枯れる事なかれ
[Verse 8]
その身朽ち果てて枯れ散り消えど
残る香にまだ馳せる露
[Verse 9]
咲き誇るその様と今何を舞う
咲き誇るその様よ今何を想う
[Verse 10]
咲き誇るその様に今何を乞う
陽が透ける程の淡い命
巡り巡る「情ノ華」
嗚呼 声を上げて咽び泣く様に
鼓動はまだ脈を打つ
枯れる事なかれ
Written by: Mitsuki Sakai
