From the Gekko

晩年 僕は開花して

それの行き着く先が大団円

だからやりたかったこと全部

知らない 知らない 知らないフリしてゆく

大抵僕は泣いていて

それの行き着く先を知っていて

夜が足りなかったこと全部

知らない 知らないフリを続けられるか

誰も知らない

何も分からないままの僕を守る

見上げた月の裏であなたは待つ

ここまで飛べるか？ と僕に問う

何年待てば会えるかしら

不思議にだって 不気味にだってなれる夜

涙堪えて眠らない街と人

決して嵐がないように

思い出して昔の方法論

過去に振り払ったもの全部

知らない 知らない 知らないフリしてゆく

嫌いなものにも同様に

影を上げる彼方の存在も

ここだけを照らしてほしい僕は

知らない 知らないフリを続けられるか

何も知らない

誰も分からないままの僕を守る

見慣れた空の下であなたを待つ

どこまで飛べるか を誰に問う？

何年先の物語も

不思議にだって 不気味にだってなれる夜

涙堪えて眠らない街と人

何もない部屋で僕も君も

きっと照らし出された

誰も 誰もいない部屋で僕は 君は

日々を探し出せるか

例えば罪や嘘があなたを隠す

どこまで飛べるか も分からず飛ぶ

何年先の物語も

不思議にだって 不気味にだってなる

見上げた月の裏であなたは待つ

ここまで飛べるか？ と僕に問う

何年待てば会えるかしら

不思議にだって 不気味にだってなれる夜

涙堪えて眠らない街と人

何もない部屋で僕も君も

きっと照らし出された

誰も 誰もいない部屋で僕は 君は

日々を探し出せるかな