歌词
[Verse 1]
手に入れるのが勝利なら手放すのは敗北でしょうか誰も傷つかない世界
なんて綺麗事かもしれないそれでもまだ賭けてみたい
[Verse 2]
ちょうどこんな月の夜 刻を告げる鐘の音を聞いた残響は 空っぽの私ぜんぶ見透かしてるようで
怒りと嘆きは瞬く間に人から人へと手渡され
いもしない敵を作りあげては 戦えと焚きつけるの
[Verse 3]
走り出すその理由がたとえどんなにくだらなくても熱く速く響く鼓動
嘘偽りのない躍動だけに耳を澄まして
[Verse 4]
絶対的な正義とか揺るぎない掟を運命とみんなが呼ぶ偶然の連なりを
いったいどれだけ信じ続ければいいんだろうもうとっくに裏切られた気もしなくないけど
ああ 天球儀なぞり 指で何度も触れた星座
それは渡り鳥が飛び立つ頃 夜明けの赤い空へ昇る
[Verse 5]
限りなく自由に近い不自由へと向かってる未来選ぶことを諦めたらもう引き返せない
あの鐘の音に耳を澄まして
[Verse 6]
あらがうほど締め付けられ求めるほど奪われてしまう誰もが許しあう世界
なんて綺麗事かもしれないそれでもまだ
[Verse 7]
走り出すその理由がたとえどんなにくだらなくても熱く速く響く鼓動
嘘偽りのない躍動だけ信じてるほら あの鐘の音に耳を澄まして
Written by: 坂本真綾


