MONSIEUR

抜けない

⽔⾯でふやけた疲労さ

偽ってたってもう結論はどうにも

変わらないはずなのにな

適当な緩衝材は 無意味と分かっていて

幼稚な弁明は これ以上聞かないわ

Oh 汚れたあなたの髪に

もう惹かれはしないでしょう

惑わされた戯曲に終わり

告げたんだ

冷たい ⽬をして笑うパペッティアよ

いつだって本⾳を匿ってたこと

⽬をそらしたのは誰だろう

僅かな純情さえも蝕む 横暴性

狂気を誘う その⼿を外して

Oh 剥がれたあなたの性に

興味など無くなるでしょう

惑わされた戯曲に終わり

告げたんだ

浜辺に消えた⼀叫の雷鳴

傷は浅くないはず

でもなぜ明⽇になっても痛む気はしない

まるでさ 愚かな⾔葉にさえ かかるようなPUPPET

この際 あんたの望みを飲んで踊ってやろうか

遠くで錨はつながったまま 船は発つ

いずれは⾝を縛るその鎖が

⾏き場のない愛の表現に⾒えたのさ

岸が霞む頃 ⾜元に息吹く⽕を⾒た