歌词
あなたのとなり 小刻み
ゆれる 呼吸のリズム
しらないひとみたい
横顔にさす陰がこわい
夜はくらい
上下に乱る 折れ線グラフ
描くような 眠りの墜落
いつかのまぼろしから覚めて
腫れたまぶた こすりながら
すすり泣きのような 雨の音とまじる
悲鳴を聞かぬふりで 静まりのなか
ためらいながらぼくら いま
たしかめる おたがいのからだ
行き交う熱は わずかな吐息は
ふるえていて ああ
疑いを誤魔化すように
泳ぎだした その瞳
無垢を装った 祈り
あなたがただ消えずいますように
押し殺した声はこぼれナイフ
ふたり隔つ空気の壁に突き立てる
突き立てる けれど 破れないまま
透明なジェリーフィッシュみたいに
身を浮かべた あなたのプールのなか
流されては さらわれてはまた
同じ場所に打ち上がる
機械的な不能のループのなか
あわのように弾けて
忘れ去られていくだけ
記憶の糸とからめとられて
回転 している
たゆたいながらぼくら いま
手を伸ばす おたがいのからだ
求めていたのは言葉だったのかしら
つなぎとめたいから？
もう二度と逃さぬように
握りしめた そのいかり
沈んでゆく 胸の底に
あなたがまだ消えずいるのに
あなたのとなり 小刻み
ゆれる 呼吸のリズム
しらないひとみたい
横顔にさす陰がこわい
夜はくらい
ためらいながらぼくら いま
たしかめる おたがいのからだ
行き交う熱は わずかな吐息は
ふるえていて ああ
疑いを誤魔化すように
泳ぎだした その瞳
無垢を装った 祈り
あなたがただ消えずいますように
Written by: ggoyle, maco marets
