gurume

はじめて知る味は

どうしてこうもboo

毎晩口にするのは

沈めて溶かして底んとこ

いちばん柔くて苦いとこ

 

誰かが棄てたアイスピックひとつ

私の胸に突き刺さったまま

血となってまだ流れてる

抜けないよもう、抜けないよもう

 

ねえシェフを呼んで

とびきりを教えて いくらでもいい

ねえずっと羨ましかったの

みんながおいしいっていうそれが

 

探しているのWant it

持ちあわせじゃ満たせない

だって神様じゃないの

これじゃまだね逝けないの

もうこりごりだってきっと

それがたとえどんな毒だって味わいたいのです

だから今夜も

 

粧して揺れたイアリングひとつ

あいつの胸に落としちゃったまま

取っといてよ想い出して

たまにはね、たまにはね

 

ああ見てみたいわ

フェイクに埋もれた愛があるならば

 

こんなにもまだWant it

終わりの見えぬコースだから

メインディッシュは少し期待ぐらいさせてよ

 

暗がりを隠すネオン街

虚ろな目に浮かぶ3ツ星

私は誰かを待つメリーゴーランド？

 

探しているのWant it

持ちあわせじゃ満たせない

だって神様じゃないの

これじゃまだね逝けないの

もうこりごりだってきっと

それがたとえどんな毒だって味わいたいのです

だから今夜も

Wahhh