歌词
憧れ続けた扉は
いつの間にか開いていました
誰かが集めた光を
見るだけでも幸せだったはずなのに
求めてしまった
逃げることをやめた
私自身が輝けるような場所へと
旅立つ時
旅立つ時
手渡した 花束は
受け止めた 煌めきは
この心にも咲き誇る
鮮やかに 照らすから
過ぎ去った 夜だって
希望の色を伝えよう
あなたへ
鏡の向こうの景色は
すぐ後ろに広がっていた
それなのに
気づかないふりをしたい私が
いちばん願った 場所から
けれど怖れていた
見えた故郷
見えた故郷
この指で 触れたなら
もう一度 確かめて
何も残せないとしても
あの星を 目印に
同じ空 重ねよう
いつか思い出すために
あなたを
もう一人の私が云う
「魔法はやがて解けるでしょう」
「夢の中で逢えるかしら?」
「最後まで」
「手を繋いで」
「笑いましょう」
「いつの日か――」
「またいつの日か――」
目覚めれば
またひとり
何ひとつ 変わらないまま
変わらないまま
知ってたの
本当は
ここが せかい
見上げていたせかい
受け止めた 煌めきは
手渡した 花束は
ずっと忘れはしないから
映らない 鏡にも
部屋の中 ひとりでも
それぞれの愛した花
咲かせて
Written by: Azusa Koiie, 日山 尚