あの日、僕の中のたしかな青

きっと間違いだらけだ人生は

苦しくて痛い夜を泳いで

僕はまだ青を探してた

正しいばかりの人生じゃ

僕は僕のままでいられないや

だから また君を迎えに行こう

「拝啓、十八歳の君へ」

綴られていた 筆の走る跡

僕は口に出せないまま

鉛の空に夢を浮かべている

先生、大人になるって

こんなにも怖いものですか

乾いた瞳に弾け飛んだ

あの夏の日々が、青が沁みた

空欄ばっかり情けない僕じゃ

今も過去もじきに来る未来の

夢を歌う資格は無いんですか

目蓋の裏 売れていく期待を

塗り潰した現実は雨模様

この響く音が無くなれば

きっと間違いだらけだ人生は

苦しくて痛い夜を泳いで

僕は 僕は 僕は 僕はまだ青を探してた

正しいばかりの人生じゃ

僕は僕のままでいられないや

それじゃ それじゃ それじゃ それじゃ

また君を迎えに行こう 僕の声で

「才能」you know？

突き付けるが愛情？

アンタじゃきっとわからない心情

あの子にゃきっと敵わない

そんなの分かってんだよ全部。

何者でもない大人が言う

「お前じゃ無理だ」黙れよ外部

くだらない？つまらない？決めるのは僕だ。

そう、僕自身だけなんだ。

教えて欲しいんだ

胸が苦しいんだ

この症状に名前を付けたなら

どれだけ救えるだろう

またあの頃みたいに言えるだろう

ただ我武者羅で真っ直ぐな僕の声で

頭の奥に流れ出した

あの曲の主人公みたいに

強く逞しくは無いなら

下を向いて雨に打たれてもいい

道端に咲いた花を見つけよう

僕は僕のまま生きたいんだ。

間違いだらけだ人生は

この先の不安に呑まれたって

僕は 僕は 僕はきっとまた青を探すから

諦めきれない感情が

馬鹿みたいに語った青春が

僕を 僕を 僕をずっとまだ死なせてくれないんだ

間違いだらけの人生も

カッコ悪い未熟な音楽も

僕は僕は僕は僕は愛してあげたいだから

褪せない想いと音楽を

何年後の君に伝えたくて

僕は僕は僕は僕は今日もまた歌い続けるよ

僕の声で 僕の歌で