歌词
「ハロウィンのお祭りをやろうと思うの」って最初に皐月ちゃんに話したときね
彼女ちょっと戸惑った顔をしてたの
でも今はキッズアンバサラーとして、乙姫ちゃん、ショコラちゃんと頑張ってくれてるじゃない?ということで」
宣伝ポスターなんだけど
地元の子が描くのはどうかな なんて
妹さんの天才のDNA継いだ皐月ちゃんに
イラスト頼めないかな
うーん、すまん
話してなかったけれど あの日以来一枚もあの子は描いてない
ああ、ごめん
不用意な依頼 撤回させてもらうわね
あの日からもう四年になるのね
「どんな手を使ってでも 犯人はぶっ殺してやる」
とあの日あなたは言った
「それで残された皐月ちゃんは どうなると思う?」
とあの日私は言った
必ず(彼なら)今もペンを取っている
最高のテーマソングを望むだろう(頼むわよ)無論だ
最高の詩を書くのは吝かではないが
ただ 小生より相応しい者が 物語を紡ぐ その心当たりがある
「ちなみに曲にも心当たりがある」
「この頃はたいぶ女将の顔になってきましたね」
「何よ急にもう、やめてよ母さん」
「若い人にとって娯楽の少ない田舎は退屈だったでしょう」
「はぁ?何言ってるの?」
「別にいいのですよ。ただ、どこにいたってエンタメはできますからね」
「大女将」
「雨美、女将に一番必要なのは何だと思う?」
今や 毎日駆けずり回る 一度は逃げ出した故郷で
狭いようで広いような 最果てに繋がり続ける世界で
かつて何者かになりたかった でも私はただ私だった
ずっとこの道を歩いてゆくんだ
「人様を笑わせたい、泣かせたい、驚かせたい
真心で寄り添えるなら、何でもいいのです
貴方向いていますよ」
「え、いや私なんて、まだ全然未熟な」
「えぇもちろん作法と技術はこれから徹底的に叩き込んであげますからね」
「ひぇ~~!お手柔らかにお頼み申します」
She worked tirelessly to host the festival that would revitalize the town
"Asamade Halloween"
Yet it took four years before her efforts bore fruit
Written by: Revo