歌词
やぁ、この声 聞こえてるだろ?
ボクは今、
まさに死にゆこうとしている
全ての君とボクに
時間も場所も超え
語り掛けている。
生と死の狭間にいる
そのわずかな
例えば 星の並んだ
月食の一瞬の様な
世界と世界の輪が
リンクする交点でだけ、
この交信は届く。
長い旅路の中 立ち止まり
寝転がるボク
何故か 瞼が
子供みたいに 落ちていく
だから あと少しだけ
君が眠りに付く前に
久しぶりに2人でさ
ちょっと話そうよ
さぁこっちに 手を伸ばしてみて
よしこっちだ
君と過ごした日々
毎日が記念日でした
君の笑顔を ただ想ったら
ボクラは何故だか
いつでも何かが足りなくて。
地獄に落ちてまた生まれ、
何度生を繰り返しても
お互い求めあって
友達だったり恋人だったり、
ボクラは相棒
関係性にどんな名前が
ついていたってかまわなかった
いつかのボクみたいな君と
いつかの君みたいなボクに
生まれた時もあったね!
一人ぼっちの暗がりに二人の
365日浮かんで消えて
瞬く星 見えた気がして
手を伸ばしてみたら
遠く離れたり、歳が離れたり、
ましてや違う動物だったり、
おじいさんと木だった時も、
宇宙人と地底人だった時も、
そうやって何千、何万年と
一緒に過ごした!
いいかい?
「楽しかったあの頃に戻れない」
なんて大嘘さ!
時間の流れは一方向ではなく、
魂は時に時間を逆行し
未来だけじゃなく
過去に転生することだってある!
ちょっと難しい話になるぜ!
不思議なことだけど
自分の子供に生まれることだって
自分の母親や父親に
生まれる事だってある!
つまりね。今あるこの世界。
輪廻する、ボクと君の!
この世界線全て!
ボクラがボクラの為に創り出した!
ボクラは死ぬ度
この世界に役柄を変え生まれ、
例えばまた1999年、
中学生としての記憶と過去を持つ
少年や少女として生まれたり
ありとあらゆる登場人物を
繰り返し演じ
この終わらないボクラの放課後を
作り続けているんだ
こうやってずっと そう 一緒にね
君の声がした
君の手に触れたんだ
もう行かないでよ
君は僕に会いに来てくれた
二度と離れないよう
共に歌歌おう 共に歌歌おう
共に歌を歌おう
1999年夏の日
この世界は確かに滅んだ
2人で放課後
夕焼けの空を見ていた!
これはあるはずの無いその続き
ずっと2人心には
君の声だけが響いてる
君だけがいる
そっか世界に
80億の人がいるとして
そうその内40億ずつ
過去かこれから未来
君が生きる誰か!
ごらん
解り合えないと思っていた人
すれ違う全ての人々も
いつかのボクラ自身なんだ!!
またこうして話せてよかった
またお別れだけど
もう一人ぼっちでも大丈夫。
この歌があるから
また二人出会う日まで
なんだか寂しいな
寂しいな
なんだかひとりぼっちだな
ひとりぼっちだな
そんな時には
どうかどこかで歌っていて下さい!
僕も!ボクも!
この歌を 心を込めて!
君に!届けます!!
夜の片隅倒れ込んだ
都会の空のぼやけた星が
いつかの少年に見えた
歌ってた
中央線は騒がしいな
眠い少女は一人目を閉じ
その光に耳澄まして
共に歌う
それいいね。
うん。いいね。
それじゃあ。
一緒にね。
一緒歌おう!!
君の声がした
君の手に触れたんだ
でも行かなくちゃ
君が(君が)ボクの(ボクの)
たった一人の人
いつかまた出会うよう
共に歌歌おう 共に歌歌おう
共に また
「「いつかまた!」」
in the ray...
in the ray...
in the ray...
in the ray...
Written by: えんそく, ぶう


