歌词
あの時はコンロ
今はIH
茹でる卵
鍋の色は臙脂
半額の総菜は餃子
この頃は飲まないコーラ
最近分かったことあった
きっとあれがチャンスだった
分かったころにはもう遅い
片手にほろ酔い
画面にホロライブ
スパチャみたいにさ
投げたい何もかも
静かに死んでいく
この夜と鏡の顔
動き出してる脳内が
全て無駄にした後悔は
薪にして一気に火を焚いた
FIREえらべやしないな
思い出せって
焦っても先天性のセンスはない
まるで3本ローラーの上のチャリ
回せど回せど前に行かない
ならTECHNICSを起動する
「はっきりしないと未来はクラッシュ」
憧れは憧れのまま歌う
胸倉の奥の心臓つかむ
乾いた冷たい風が
肌を刺す
余裕綽々なんて無理
終着点遠くなる
もう捨てろよ執着
例えば君が手首で
俺はタイムカード
切る物違うけど
きっと一緒
だいぶ病んどる
でも俺は俺の事しかできないし
代わってやれないし
時にぶっ飛んだり
鬱に突っ込んだり
前よりもずさんになる制作
時間だけじゃ癒えないキズを
理解したら始まる一生
慣れていくもの
他人の失望
その中で自分を繕う
苦労は買ってでもしたくない
あの話の続きは知りたくない
今日の仕事場雰囲気きなくさい
弁当冷えた米冷凍イカフライ
低い沸点を抑える無理くり
悪夢窓から日光
汗、首筋
起きて歯磨き
ニベア顔に塗り
今日もどうせ嫌な事次々でも
消えないように
消えないように
微かなこの炎に
すべて託してくのみ
Written by: PIANO FLAVA, 藤野 枝豆


