歌词
[Verse 1]
その四角い 囲みからは
今にも希望が溢れんばかり
ああ卒業アルバムん中の
自分の個人写真から
思わず目をそらしてしまいます
[Verse 2]
あまりの 切なさに
Yeah, yeah などと奇声を発しつつ
スキップを踏めば
焼酎の空き瓶踏んづけて
仰向けにどっさりと ぶっ倒れました
[Verse 3]
くるぶしを 蚊に刺された時のような
遣る瀬無さを
ニコチンタールでコーティングされた
胸いっぱいに 吸い込めば
ああ僕とこの街との 絆みたいな
生暖かい夜風が
カーテンをトントン叩きます
[Verse 4]
涙が溢れて
涙がこぼれ落ちそうになって
ガムテープで
顔面をぐるぐるにする
[Verse 5]
涙は感情の
涙は感情の墓場だぜ
ガムテープで
顔面をぐるぐるにする
[Verse 6]
桜のアーチをくぐり抜けてから
一体どん喰らいの年月が流れたんだろう
ああうまいこと思え出せねぇや
いや思い出したところで
何のメリットもありません
[Verse 7]
パンパンに 膨らんだ
東京23区推奨ごみ収集袋を
窓際に積み上げれば
ほら見たことか 未来まで
半透明にぼやけてしまいました
[Verse 8]
夜明けが嫌い 夕暮れが嫌いと
駄々をこね
アホ丸出しの ハムスターみたいに
空っぽの24時間を
カラカラと回転させれば
その遠心力に耐えきれず
真夜中の 体育すわりがちぎれ飛び
ああ夜空はそれを
無表情に吸い込んでゆくのです
[Verse 9]
歌が溢れて
歌がこぼれ落ちそうになって
ガムテープで
顔面をぐるぐるにする
歌は感情の
歌は感情の墓場だぜ
ガムテープで
顔面をぐるぐるにする
[Verse 10]
涙が溢れて
涙がこぼれ落ちそうになって
ガムテープで
顔面をぐるぐるにする
涙は感情の
涙は感情の墓場だぜ
ガムテープで
顔面をぐるぐるにする
Written by: TAKEHARA PISTOL
