歌詞
[Verse 1]
(沈み行く街並みに溶けていくあの子はいつだって)
沈んでいく街の中溶けていったあの子は
(その髪を小さく結って 退屈そうに笑った）
その髪を小さく結いながら 退屈な顔で笑った
[Verse 2]
(思い出せなくなってしまう前に遊びに行こうぜって)
思い出せなくなっちゃう前に僕と遊びに行こうぜって
(ついには言えないまんま あの子は消えていった）
ついにはもう言えないまんま あの子は消えていったんだ
[Verse 3]
この感情は生まれ持っていたって
気付いた頃に 君は何処にもいないなんて
寄る辺なく夜に落ちていく
ここは一瞬を繋いで作った
過去と未来の 僅かな隙間 カーマシティ
君はほら街を外れて 消えていく
[Verse 4]
(今を掴もうとして握りしめた手に掴んだのは)
今を確かに欲しがっていた その末に手にとったのは
(僕が掴もうとした今とはまた違った今だ）
僕が欲しかった今じゃない 過去の色した別のもの
[Verse 5]
(同じようにあの子は誰の手もするりすり抜けて)
あの子はまた同じように 誰の手でもすり抜けて
(いつも一人でいたんだ 諦めるように泣いて）
いつもただ一人でいたんだ 諦めるように歌って
[Verse 6]
戦うやつらはあの子を笑う 戦わない歌うたうから
(戦うやつらはあの子を笑う 戦わない歌うたうから)
戦うやつらはあの子を笑う 戦わない歌うたうから
(戦うやつらはあの子を笑う 戦わない歌うたうから)
[Verse 7]
あの街灯の上 座っていたんだ
君は灯に乗って街を見下ろしたアイロニー
風がそのスカートを撫でていく
ここは永遠を刻んで潰した
生者と死者の 確かな隙間 カーマシティ
君はほら街を外れて 消えていく
[Verse 8]
この感情は生まれ持っていたって
気付いた頃に 君は何処にもいないなんて
寄る辺なく夜に落ちていく
ここは一瞬を繋いで作った
過去と未来の 僅かな隙間 カーマシティ
君はほら街を外れて 消えていく
消えていく
Written by: Kenshi Yonezu
