ゴースト

裏庭に君の身体を埋めた

僕の魂も埋めてしまいたい

言われるままベッドにいたけど

寝静まる頃には抜け出して

夜中の街を自転車でかっ飛ばした

君がいる気がして

君がいる気がして

どんな恐ろしい儀式をしたって

君は帰らない

君は帰らない

そんな事は知ってる

いい加減にしろと僕を叱る

彼らが代わりに死ねばよかった

滅茶苦茶な心の矛先を

周りのすべてに振りかざした

ネオンの街を自転車でかっ飛ばした

それが全てじゃない

それが全てじゃないんだ

そんな事を誰にさとされたって

君の代わりなんてない

君の代わりなんてないんだ

バチがあたって自転車で素っ転んだ

二度と笑えない

二度と笑わないんだ

この亀裂すら埋めてしまったのなら

何かが大きく

変わってしまう

僕はそれが怖かった！