歌詞
[Verse 1]
一冊の小説で一杯の鞄の中
手遅れを遮る希望の息
鉛筆の解釈で追い越したいなら
目も眩むほどの劣等感の中
[Verse 2]
ともすれば 演者も不在のまま
書き下ろされた台本の群れ
角にぶつかれない
角にぶつかれない
[Verse 3]
ここだけが唯一の安心で
僕自身が僕の恩人で
角にぶつかりたい
角にぶつかりたいと吠えるの
[Verse 4]
僕は十字架のために 針金を混ぜて
降りてゆく時間のロープと狡い雨
それでも 世界の音が切り裂けという
足りない廊下の上では 誰かが泣いた
じきに 朝が迎えに来る その前に
大陸を動かしてね
[Verse 5]
行ったり来たりする 世界中を頭の中で
今 叫ぶ 嵐が心臓の位置
鉛筆を全力で追い越したいから
絵に書いた街では生きられない
[Verse 6]
諦める演者をなじるのなら
書き残された台本の群れ
角にぶつかれない
角にぶつかれない
[Verse 7]
ここだけが唯一の安心で
僕自身が僕の恩人で
角にぶつかりたい
角にぶつかりたいと吠えるの
[Verse 8]
僕ら十字架のために 針金を混ぜて
降りてゆこう 時間のロープを思いのままに
終わりまで世界の音は切り裂けという
足りない廊下の上で もう誰かが泣いても
じきに 朝が迎えに来る その前に
大陸を
その前に 大陸を動かしてね
Written by: 猪狩翔一