積分
演出藝人
日食なつこ
鋼琴
Takamune Negishi
電子低音吉他
林部直樹
電吉他
林秀幸
合成器
Noriyasu "Kaasuke" Kawamura
鼓
詞曲
日食なつこ
詞曲創作
歌詞
鍵の開け方の分からない夢があったんだ
出会った頃には この手はまだ真っ白いまんまで
歩いていくうちにどこかで開けられるもんなんだって
未来の自分にひとまず答えをたくした
道の景色が変わる日があると思っていた
今の自分と未来の自分は別物なんだって
いつかやって来るその日を ただただ待っていた
あの日の僕は僕のまんま 今日になってしまった
欲しかったものは思っていたほど集まっていなくて
変わるんだって意気込んでいた部分はそのまんまで
外れないよ 折りいって歩いていたはずの
道自体もなくなっていた
笑うだけが命じゃないこと
晴れ渡るだけが夜明けじゃないこと
知ったあたりにあなたも僕も
少年少女ではなくなった
鍵の開け方のわからない夢を持っていた
出会った頃から結局1度も開けれないまんまで
そんなたぐいの物が増えた 同じ数だけ悔しかった
抱えきらないで置いてきたものも幾つあるんだ
僕らの道徳に構わず走る世界を前に
僕だっていくらかは生きた
叫ぶだけが勇気ではないこと
突き通すだけが正義ではないこと
知ったその向こう あなたも僕も
それでも捨てられない何かを知る
傷ついたことは確かに多かったかも知れないけれど
無くすばっかじゃなかったはずだ
笑うだけが命じゃないこと
晴れ渡るだけが夜明けじゃないこと
知ったあたりにあなたも僕も
少年少女ではなくなった
立ち尽くすだけが僕ではないこと
汚れようが正義を連れてゆくこと
知ってなお迷う どうしようもない僕らは
少年少女ではなくなった
少年少女ではなくなった
Written by: 日食なつこ