積分
演出藝人
LM.C
演出者
詞曲
LM.C
作曲
歌詞
定刻通りに今日も
Ding dong ding dong
もう絶望じゃ物足りないなら
今すぐ ここまでおいで
手の鳴る方へと行けば
行き止まりが関の山だよ
でも聞く耳持つ者なんていないね
廻り巡る 出会い 別れ
選別のターミナル
ただ運命を乗り継いでいくだけさ
紫の排気ガスが立ち込める
ヘッドライトは少しの未来だけ照らして
それ以外は見なくていいように夜を手懐ける
どこから来て どこへ向かうのか分からない
その目が暗闇に慣れる頃 何か見えるだろう
ずっと探してたモノかもしれない
馴染みのビートで刻む
Tick tack tick tack
不意に気が狂いそうになるなら
迷わず ここまでおいで
楽観主義者の鬼が五臓六腑に住み着いてる
この有様 達観すら一つのルーティン
代わる代わる終わる
それは特別なんかじゃない
ただ順番を待っているだけさ
弔いのクラクションが鳴き叫ぶ
テールランプがピンボールみたいに行き交う
ハードラックと踊ることさえもいとわずに
どこから来て どこへ向かうのか分からない
暗闇に浮かんでる小さな光を手掛かりに
たとえ遠くまで辿り着いても
その心に従うことはやめないで
臨時のダイヤに揺られ
Ding dong ding dong
その寂しさに話があるから
今すぐ そこまで行くよ
急ハンドル切る僕は
ナイト気取りの亡霊だよ
この姿は君だけが見えればいいさ
月が青く染まる
やがて終着のセレモニー
この運命に寄り添うだけさ
ため息で曇る窓枠のシネマ
きっと最後は自分に会える
ヘッドライトは夜明けに背を向け続けて
ずっと夢見ていられるように朝を遠ざける
どこから来て どこへ向かおうとも構わない
この夜にはぐれても またどこかで会えるだろう
ずっと探してたモノかもしれない
胸を刺す程の この感情を何と呼べばいい
Written by: LM.C