積分
演出藝人
Salia
演出者
詞曲
Salia
作曲
歌詞
君の手を引いて 歩く人混みの中
夏が終わるその前に 落し物を探しに
君と過ごす日々は 曇りひとつない平穏で
いつか慣れきってしまっていた 二人ここにいること
通り過ぎた浴衣姿に 思い出の君が重なって
もう一度あの時と同じ 感情が今僕に込み上がる
夜空に咲くこの花火の下
はしゃぐ君にまた会いたい
輝きを放つ遠い夏の夜
人波に押され落としてしまったキーホルダーみたいに
忘れてた大切な何かを二人で探しに行こう
君と並び腰掛けた 古い川沿いのベンチで
とくに何も話すことなく 二人空を見上げた
気の利いた話題じゃなくても 笑っていた君の優しさにさえ
ただ僕は甘えていたんだろう こんなにも近いのに遠ざかる
闇が包むこの夜空の下
不意に訪れた静寂が
君の事どこかへ連れていかないように
とっさにその手を握ってしまった僕はあの日みたいに
大輪の花が照らす君の横顔を あぁ、見つけた
夜空に咲くこの花火の下
君の横にいられること
それだけのことだって かけがえのない奇跡だ
例え時が経ち忘れてしまっても無くしはしない
新しい大切な何かを二人で探しに行こう
Written by: Salia