歌詞
[Verse 1]
我々は生まれた時の快感さえ思い出せずに
生まれてきた喜びなどと賛美歌を歌い
あの日世界に起こされた大惨事のことなど露知らん顔で
二時を超え三次会まで楽しもうとした
まるでルサンチマンを放棄するかの如く
強欲な人の形をした程度の分際で
業を放ったつもりのUMAは今日も微笑
金色よりも虹色を欲した子供の成れの果て
大人の愛想がまた暴力を振るう日常
あれとそれの違いよりも
あの男は彼の彼であることを理解しなよ
可哀想などと情け深い芝居を続けるくらいならいっそ
骨の髄まで かっくらい楽に死なせてやる一途
濁った海を晴らすのは悪との決別ではなく
必要悪との別居生活だと演説していた
あの人のステータスは金と名誉と愛人
だと知ることさえ汚わらしい
愛なんてあってないもの 慢心
[Chorus]
裏の正解で生きるビリーヴ
誰も彼も生きてはイル
[Verse 2]
寄り添う人と人の影が重なりキマイラと化した
その様を見た少年は なに言えぬ恐れを抱いた
[Verse 3]
折り合う必要があった自らの心と体が水と油であったこと
それを二度と見ずに生きようなどと理想論では語れないもの
[Verse 4]
取り繕うこともなく怪物であると自覚した途端
死にたいと鬱に更け卑屈に 退屈や苦痛さえ忘れ
あといくつの夜を超えたとして
辿り着けない朝を想像し 消灯し 衝動に
身を任せてしまわぬよう 人としての矜持を思い直す
他人事にしてしまわぬよう 一言でいい 生きると
言い切ると 不思議と 息を飲むこと
それさえも偉業の様な気がしてきて
遠いと思い込んでいた 天国へと 今すぐ向かって行ける気がしてきてふと
我に返る 僕は人ではない
そう 人 以上 異常
史上 未だ誰にも分かられることのないUMA
いや
HUMAN
[Chorus]
裏の正解で生きるビリーヴ
誰も彼も生きてはイル
Written by: GOMESS, Yackle