積分
歌詞
[Verse 1]
生きてもねぇのに死んでたまるかい
[Verse 2]
コルクボードの貼り付けた
恋人の写真がずり落ちて
こちらはかえって好都合
合わせる顔などないのです
[Verse 3]
キャラメルコーンの袋の中
きっとこんな感じでしょう
背中が小さく丸まって
最終電車に思うのです
[Verse 4]
カーテンからはみ出した夕日の真っ赤
この佗しい直方体をぶった切っていく様を
しばらくは黙って見つめていたのですが
とうとうこみ上げてくる感情を抑えきれなくなり
私にとってもはや禁句とさえ思えるその一言を
思わず口にしてしまったのです
[Verse 5]
鈍色の青春
生きてもないのに
鈍色の青春
生きてもないのに
[Verse 6]
生きてもねぇのに死んでたまるかい
[Verse 7]
血迷ったおばあちゃんのヘアカラーに似た
夜明け前の混沌に口笛を浮かべれば
ミスマッチかと思いきゃ
なかなかどうしてすんなり解けるのです
[Verse 8]
友よ 叶えた輝きに満ちている頃だろう
友よ 諦めた悲しみがそっと癒えた頃だろう
私の頃の今更ながらのバカバカしい武者震いを
笑ってやってくれないか
[Verse 9]
気まぐれに開いたノートブックの真っ白
悔し涙と同じテンポでこぼれ落ちる言葉たちを
みるみる吸い取っていく様を
しばらくは黙って見つめていたのですが
とうとうこみ上げてくる感情を抑えきれなくなり
私にとってもはや禁句とさえ思えるその一言を
思わず口にしてしまったのです
[Verse 10]
鈍色の青春
生きてもないのに
鈍色の青春
生きてもないのに
生きてもねぇのに死んでたまるかい
Written by: Hirochika Hamano, Pistol Takehara