Yumemi

通り抜ける風 またこの季節が

僕の胸をぎゅっと絞める

思い出なんて

そんな綺麗に片付かないね

シーサイドたどる足跡

色褪せた最期のページ

夢ならば続きを唄うよ

ここにいてよ

目の醒める日まで

通り抜ける風 またこの季節が

僕の胸をぎゅっと絞める

ああすればよかったなんて

思っても今はもう言えないね

シーサイドなぞる波音

かき消した君をたどる足跡

夢ならば声を聞かせて

ここにいてよ

離れるその手が沈んでも

見つけ出すから

迷っていたっていいよ

迷っていたっていいよ

泡沫にのせた君の吐息が

僕を呼ぶから

醒めないでいて 心は残して

地平線の奥に 隠した涙は

何もなかったように 溶けて消えた

悲しみを忘れることが幸せなら

君を探して 深く眠りにつく

波間に溺れるその手が離れぬように

夢の続きを 唄うよ

離れるその手が沈んでも

見つけ出すから

迷っていたっていいよ

迷っていたっていいよ

泡沫にのせた君の吐息が

僕を呼ぶから

醒めないでいて 流れ着くまで